はじめに / サイトの再構築と「校長室」の模様変え

サイトの再構築と「校長室」の模様変え

2017年度を迎えるにあたって, 本校のホームページを一新することにいたしました。
よろしくお願いいたします。

背景には, いろいろなねらいがあります。

たとえば, 今までも「附高広場」では, 生徒の活動の様子を中心に, 学校でのできごとを発信してきましたが, メニューをたどって, たどっていかないといけないこともあり, 多くのアクセスをしていただける状況ではありませんでした。
しかし, 新システムでは, これまでの公式情報はメニュー構成から, よりわかりやすく提供する他, さまざまな学校の動きの様子を, 発信していこうと思います。
ブログ形式での情報発信ですので, 見た目的には, 「新着情報」や, それぞれの「カテゴリー」からアクセスしていただくことになると思います。

「主体的な学び」に向けて

もう一つのねらいは, 本校での「学び」の焦点を, 研究テーマに合わせて, 「主体的な学び」をより意識化したいと思っています。
現在の大学入試のあり方を考えると, たとえば, センター入試に象徴されるように, 一定の知識・スキルを効率的に習得すること, それが重視されてきたことは否定できませんし,
また, 一定の知識・スキルを身につけることの大切さは, 今後も変わらないと思います。
一方, そのような学びだけでは, いわゆる, 「AI時代でも活躍できる人間像」を考えると, さまざまな点に課題があるのも事実です。
いくつかの観点で, チャレンジをしてみたいと思っています。

「授業」での学び

一つは, 「授業」での学びです。本校で生徒が学ぶ一番多くの時間は「授業」です。これをおろそかにしながら, 「学び」について考えることはありえません。

授業外での学び

通常の教科の授業以外に, たとえば, 総合的な学習の時間にも, いろいろなことに取り組んできました。学校の行事等でもいろいろなことを企画してきました。課外活動で, それぞれ特定のテーマに則して取り組み, 学校の内外で発表することなどもしてきました。
みんなが共通の知識・スキルを身につけるというのではなく, 自分の感性や特徴などに合わせて, プロジェクト的に取り組んでいく。そのような形も, もう一つの学びです。
さらに, 将来の職業や生き方などを考えながら, 自分の進路を見いだしていく上での学びも該当します。
一斉にみんなで同じことを学ぶというのではなく, さまざまな経験をする中で, 自分の関心に合わせて調べてみたり, その結果をもとに次に何をすべきかを考えてみたり, 「人」に出会ったり, 「本」を読んだり,
独自の経験を積み重ねたり, さらにそれを自分なりにまとめて発表したり。
そのようなことを積み重ねていく中で, 次第に「主体的な学び」が育っていくものと思います。

もう一つの「学びの環境」としてのネットワーク

授業の中で, いつもタブレットを使うというようなことを想定しているわけではありません。
反転授業を想定して, 毎回ビデオでの予習を求めるようなことも想定していません。
でも, できるところから少しずつ, 生徒のみなさんの「主体的な学び」を育てていく上で, ネットワークを使ってみたいと思っています。
その様子を, この公開サーバで公開することがいいとはかぎりません。
個人情報等が重要な現在, 公開サーバですることには制約が必要です。
ですから, たとえば, サイトに関しても, 「公開サイト」「大学・附属学校限定サイト」「校内サイト」「教職員限定サイト」を用意しました。
できそうなことを探しながら, 少しずつチャレンジしてみたいと思います。

育てたいものとしての「気づき」や「問い」

「与えられたものを吸収する」こと以外に, 何をすることが「学び」なのでしょう。あるいは, その成果なのでしょう。
「関心」「意欲」「態度」などがそれに該当するとはいえ, その成長のために何をしたらいいのか, 簡単にはわかりません。
そこで, 二つのことを考えてみました。

一つは「気づき」です。ある発言があるとき, 「この子って, そういうことが気になるんだ」と, 普段の関心のありようがわかります。
逆に, 目の前のことに対して, 「自分はどういうことに気づくか」を意識していくと, 「なんで, この人は, こういうことに気づけるんだろう」というレベルで,
その人の魅力を実感できるようになります。

普段, 「問題」とは「与えられるものであり, その正答を短時間で見いだすことが求められるもの」です。
でも, それは社会の中では本当は「特殊な問題」であって, 答えのない問題もたくさんあります。
しかし, 「答えのない問題」も大切ではありますが, 力の高い人は, そのままで放置するのではなく,
「ちょっと手がでそうな問題」に変えて取り組んでみたり, 簡単に答えが出たら, もう少し程度の高い問題に発展させてみたり,
いろいろなことをします。
そういう創造的なプロセスの中では, 「どのような問いをするか」は, とても大切なことなのです。

まずは, 「やってみる」ところから

生徒にいろいろなことを求めるなら, 教員である私たちも「やらないといけない」でしょう。
昨年の8月末から, そういう思いで, 「附高生にチャレンジ」という形で, ほぼ毎週, 問題を一つ発信してみました。
サイト改変にあたり, 次の二つのカテゴリーで, あまり無理のない程度ではありますが, 発信を続けてみたいと思っています。

  • 校長のつぶやき : 自分なりの「気づき」を中心に, 感じたことなど
  • 校長→附高生 : 今まで同様に, 附高生への「問題」

どうぞ, よろしくお願いいたします。

今までの「チャレンジ」も再編します

なお, 上記に合わせて, 過去の「附高生へチャレンジ」も, 順次,「校長→附高生」に統合したいと思います。
日付は2016/8にさかのぼりますが, ご了承ください。